Do me 3 favor?

multiple TISTOUは、さまざまなつくり手たちとのコラボレーションに支えられています。 かたちや色、素材など、つくり手独自の表現のなかに、現代の日本で花を愉しむための3つの要素が添えられています。

1. 高さは16〜25cm

日本の市場に出回る花の多くは、長さは50cm程度。茎や枝も含めて花の個性であり、美しさです。生産者が丹精込めて育てた花はできるだけ切らずに楽しんでほしいという思いもあり、長さを大きく調整せずにそのまま活けられ、そのうえバランスがとれるように、フラワーベースの高さを16〜25cmと設定しました。

2. 適度な重み

花は想像以上に重量があるもの。とくに日本で古くから愛されてきた枝ものは、重さがあります。だから、フラワーベース自体に花を支えるだけの重量と安定感が不可欠です。

3. 1〜5本の花を活けやすい口径

古来、日本人は一輪の花で美を表現し、愛でる文化を形成してきました。現代においても、家に飾るための花を買う場合、1〜5本を買う人が大半。少ない本数の花でも支えやすく、そして様になる活け口のかたちと寸法を検討してもらいました。